
チラシ、POP、カタログなどの販促物。ターゲットの目に留まり、商品を購入してもらうためには、どんなデザインが良いのでしょうか。目立たせたいからといって、単純に奇抜なデザインがいいわけでもないし、必勝法があったら教えてほしい!
そんなご担当者様に向けて、本記事では、販促物のデザインを考える際のポイントを整理してみました。販促物の種類とデザインのポイントも併せてご紹介します。
販促物のデザインには、「知りたい」「買いたい」といったお客様の購買意欲を高めて次のアクションにつなげる工夫が必要です。ここでは、販促物のデザインに必要な3つのポイントを解説します。
販促物をつくる目的やゴールは必ず決めておきましょう。「商品・サービスの購買を促す」「既存顧客のリピートにつなげる」「新たな購買層を増やす」などおおまかな目的が見えたら、それを測る指標を決めていきます。売上、販売数、導入店舗数、シェア率など、なるべく具体的な数値でゴール設定をすることで効果測定が可能になります。効果を測るには、コストや納期をどのくらい掛けるのかも頭に入れておくとよいでしょう。
次は、商品・サービスの典型的なユーザー像をなるべくリアルに考えます。性別や年齢はもちろん、家族構成、居住地、職業、年収、生活スタイル、趣味・嗜好に至るまで細かく設定します。例えば、「都内の勤務先に電車通勤。電車の中でニュースアプリを見る」「最近アウトドアが気になり始め、子どもを連れてキャンプに行ってみたいと思っている」など、まるで実在する人物を描くのがポイントです。誰に、どんな行動をとってほしいのかが明確になると、どんなキャッチコピーやメインビジュアルで伝えるのかという訴求が具体的になってきます。
チラシ、POP、カタログ、ポケットティッシュまで販促物には様々な種類があり、サイズ、仕様、使う場所、配布方法なども異なります。ひとつのアイテムに情報を盛り込みすぎると何を伝えたいのか分からず、次のアクションにつながりにくくなってしまいます。本当に伝えたいことだけシンプルに打ち出すことで、見た人の印象に残りやすくなります。アイテムごとに伝えたい情報を分けて、組み合わせて使うのが効果的です。
どの販促物のデザインにおいても、「見やすい」「分かりやすい」「買ってもらうための工夫がある」かは必須条件です。複数の販促物をつくる場合は、デザインの統一感を意識しましょう。店頭の売り場では、同じカラーやフォントを使って大きな塊に見せることで、売り場で存在感を出し、企業や商品のイメージを印象付けることができます。
販促物には様々なアイテムがありますが、目的に応じて「認知」と「訴求」の大きく2つに分けられます。アイテムごとの特徴を理解して、どの販促物が必要なのか選びましょう。
●「認知」させる販促物必要な販促物を選んだら、アイテムの特徴に合わせてデザインにこだわりましょう。ここでは3つの販促物についてデザインのポイントを解説します。
POPは店頭でよく見かける販促物のひとつで、商品の周りや店内外のさまざまな場所で使われます。POPの種類は多種多様で、カードタイプや動きのあるスイングPOP、大きなボードなどがあります。
どのツールも遠くから見ても一瞬で気付かせるためにデザインの工夫が必要です。配色や文字、写真で目立たせる。キャッチコピーは、ほんの数秒で伝わる短さで、さらに記憶に残る言葉選びが重要です。
販促什器とは、店頭で商品を置く棚のことです。レジ横や棚の上に設置する小型のカウンター什器、島陳列ができる自立式のフロア什器など、置く場所によって大きさは様々です。商品の置き場を確保することでお客様の目に留まりやすくなり、売上アップが期待できます。
デザインする際は、商品を陳列した全体像をイメージし、商品のパッケージを際立たせることを意識します。見た目だけでなく、機能性もかなり重要です。商品を陳列できる耐久性は十分か、店舗スタッフが簡単に組み立てられるか、サンプルを作って確認することをおすすめします。
複数のページが製本された冊子タイプの販促物のことです。家電量販店では製品ごとにパンフレットが置かれており、製品コンセプト、機能、使用方法などが詳しく書かれています。このように多くの情報量を載せることができるので、家に持ち帰って読んでもらうことを想定しています。ページ内にQRコード・AR機能を活用し、ホームページや動画に誘導することも可能です。
パンフレットは、伝えたい情報を整理し、分かりやすいページ構成にすることが基本。デザインのテイストはコンセプトに合わせて、使用シーンがイメージできる画像も入れると効果的です。購入を後押しするように、他社との違いや商品の強みを明確に打ち出しましょう。
販促物はアイテムの特徴に合わせて訴求の高いデザインにすることで、商品の認知度や売上アップといった効果が見込めます。様々なツールを制作するうちに商品コンセプトがぶれてしまわないよう、一貫性・トレンド感度・視認性の高いデザインを意識することも大切です。
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