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2023/09/29

担当者必見!販売促進のアイデアと成功させるためのポイントをご紹介

担当者必見!販売促進のアイデアと成功させるためのポイントをご紹介

販売促進のアイデアは企業によって多種多様で販売促進のアイデアは企業によって多種多様ですが、施策を成功させるには自社にマッチした戦略を選ぶことが不可欠です。

この記事では、販売促進のカギとなるアイデアや成功の秘訣について、具体的な成功事例を交えながら解説します。自社の販売促進に新たな視点を求めている方はぜひ、参考にしてください。

【オフライン・オンライン別】販売促進のアイデア

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販売促進施策のアイデアは「オフライン」と「オンライン」の2つに分けられます。以下ではオフライン・オンライン別に、販売促進のアイデアをそれぞれ解説します。

オフラインの販促アイデア

「オフラインの販売促進」とは、パソコンやインターネット回線につながっていない、実際的な状態で消費者を購買行動へとつなげる施策です。主な5つのアイデアを以下で詳しく見ていきましょう。

01.ダイレクトメールを送付する

ダイレクトメール(DM)は、商品情報やパンフレット、割引券、クーポン、試供品などを郵送して販売促進につなげる手法です。この手法を活用すると、特定のターゲット層に対して直接情報を提供し、認知度向上と新規顧客の獲得を図れます。

特に、商品サンプルの配布は顧客が実際に商品を試せるため、ターゲットを正確に設定すれば、効率的に購買意欲を高めることが可能です。

例えば顧客を複数のグループに分け、それぞれのグループのニーズに合った内容のDMを送ったことで、セミナー出席やWebサイトアクセスなどへの誘導に成功した事例があります。また、特定の商品広告と、その商品の割引クーポンを同時に配布することも、おすすめです。このように、情報提供だけでなく、付加価値を提供すると、売上アップにつなげられます。

02.新聞・雑誌やマス広告、チラシで宣伝する

新聞や雑誌への広告掲載やマス広告、チラシは、販売促進の重要な戦略です。

まず、新聞や雑誌への広告掲載は、地域社会や特定の業界における知名度を高めるのに役立ちます。特に、知名度が低い地方の企業や小売店、新規参入者にとって、紙媒体の活用は地域密着型の企業が信頼を得る際の有効な手法です。

次にテレビやラジオなどのマス広告は、メディアの知名度やブランド力が広告に加わるため、広告の信頼性や魅力を向上できます。

チラシを活用した広告は、特定の地域やコミュニティに焦点を当てた販売促進の一つです。この方法を用いると、地域住民に対して店舗の魅力やサービスをアピールし、来店を促進できます。

03.のぼり旗・看板や交通広告を作成する

交通広告は販売促進のアイデアのなかでも、多くの人に情報を届けられる方法です。何度も広告を目にする場所に設置すると、親近感興味関心が生まれます。また、駅全体を広告でジャックする斬新なアイデアも、話題性を高めるうえで有効です。

例えば、バスや電車の車内、駅構内、デジタルサイネージ(ディスプレイやプロジェクターなどの映像表示装置)などに広告を掲示すると、利用者に直接アプローチできます。

このように、交通広告は多くの人にリーチできる優れた販促手法です。広告の設計やデザインに工夫を凝らすことで、効果的な販売促進ツールとして活用できるでしょう。

04.体験イベントや実演販売の実施

体験イベントや実演販売は、顧客と対面で関係を構築し、新規顧客の獲得企業イメージの向上を目指せる手法です。

例えば、商品のサンプリングや試食販売、無料体験会、新製品の発表会などを来場者に行います。特に体験イベントや実演販売は、商品を実際に触れて試せるため、購買への誘因となります。

自社で販促イベントを主催・実施することは、他社商品との違いを明確にし、独自性を高めるうえで有用です。SNS投稿やブログのコラムなど、オフラインだけでなく、オンライン手法も併用すると、両輪で販促を促せます。

05.ノベルティを配布する

ノベルティとは、自社の商品の購入者やサービス利用者に向けて配布する、宣伝用のグッズです。この宣伝用のグッズに企業名やロゴマークを載せると、宣伝効果が狙えます。

ノベルティの配布はキャンペーンと掛け合わせると、効果的です。例えば顧客が喜びそうな人気アイテムを選び、販売促進につなげたい商品・サービスと組み合わせて、キャンペーンを行うと、売上アップが見込めます。

その他、一定数または一定金額以上の購入者を対象としたプレゼントキャンペーンに、カバンやブランケット、カレンダーなどの実用的なノベルティをギフトとして配布することもオススメです。

顧客が日常的に使用するアイテムを配ることで、周囲の人々に自社に興味を持ってもらえる可能性が高まります。

オンラインの販促アイデア

「オンラインの販売促進」とは店舗に顧客が直接出向かなくても、パソコンやインターネット回線につながっている状態で、消費者を購買行動につなげる施策です。代表的な5つのアイデアを以下で詳しく見ていきましょう。

01.インターネット広告を出す

インターネット広告とは、インターネット上に掲載される広告形式のことです。広告を表示させるターゲットの年齢や性別、地域などを設定し、その広告がクリックされると、自社のウェブサイトや申込ページなどにユーザーを誘導できます。

インターネット広告の種類は多種多様です。例えば、リスティング広告(検索エンジンの上部や下部に表示される広告)やディスプレイ広告(Webサイトやアプリの広告スペースに画像やテキストが表示される広告)、TrueView広告(YouTube動画の前後や最中に流れる動画広告)などがあります。

検索ワードをベースに、顕在顧客だけでなく、潜在顧客に対する広告も配信できるため、認知度向上や新規顧客獲得に効果的な販促が可能です。

02.SNS運用・キャンペーンを実施する

企業が自社や製品情報をSNSを通じて発信し、消費者とのコミュニケーションをうながすこと、販売促進につなげることが可能です。主要なSNSプラットフォームはX(旧:Twitter)やInstagram、LINE、Facebookなどが挙げられます。

最近、多くの企業でSNSを活用したキャンペーンが積極的に行われています。ユニークでシェアしやすい販促品やコラボレーション企画などを通じて、SNSで話題を集められると、予算をかけずに大きな宣伝効果を得られるでしょう。

また、投票を活用したランキングの公開や、コンペ作品の募集・受賞作品の公開など、参加型の企画呼びかけも、販促につながる施策の一つです。

ただし、各SNSメディアは、異なるユーザー層や広告形式をとっているため、キャンペーン実施前にどの媒体を選択するかが大切です。

03.ホームページやブログで情報を発信する

ホームページやブログも、オンラインでの販促に有用なアイデアの一つです。ホームページやブログは新聞・チラシやテレビ広告では伝えきれない、商品・サービスの詳細情報を提供できます。

例えば、お店のこだわりや新商品の入荷情報、写真や動画、お客さまの感想やレビューなど細かな情報を載せることで、よりリアルに自社の商品・サービスの魅力を伝えられるでしょう。

また、ホームページやブログのコンテンツを制作する際に、SEO(検索エンジン最適化)を意識すると、認知度向上や新規顧客獲得に効果的です。検索結果ページの上位に表示される施策を講じることで、より多くの消費者にアクセスを促せます。

04.メルマガを配信する

メールマガジンは、既存顧客や見込み顧客に対し、ニーズにマッチした有益な情報を定期的に提供することで、販売促進を図る施策です。

例えばキャンペーンやセール情報、限定特典、イベント情報など、消費者にとって価値ある情報を提供することで、売上向上を図れます。

メールマガジンの送信方式は「テキスト形式」と「HTML形式」の2つ。テキスト形式は軽量かつ多くのデバイスで受信可能です。一方、HTML形式は視覚的なアプローチが可能で、クリック数などの計測も行えます。

05.オンラインサロンを開催する

オンラインサロンとは、商品やサービスに興味を持つ人が集まる会員制のコミュニティです。通常は月額制(有料)で、オーナーと会員だけが参加できるクローズドなコミュニティという特徴があります。

オンラインサロンではテレビ会議やチャットツールを使用します。サロンでは勉強会や意見交換が行われ、自社商品やサービスに関する意見や感想を直接聞くことが可能です。

商品やサービスに元々、興味がある人が入会するケースが多いため、集客や売上増などを目的とした、効率的な販売促進の効果が期待できます。

販売促進を成功させるためのポイント

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販売促進を成功させるうえで、押さえるべきポイントは次の3つです。それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

01.販促の目的とターゲットを明確にする

販売促進を効果的に実施するには、ターゲット層を明確に定めることがポイントです。

ターゲットが不明確なままでは、誰にでもアピールできる内容となってしまうため、訴求力が低くなります。狙った顧客層に対して有効な販促が行えないと、予算を使って広告宣伝しても、期待した販促効果が得られません。

販促計画を立てる際には、得た情報をどう伝えるか、いつどこで商品やサービスを利用してもらいたいかなどを明確にしましょう。年齢や性別、家族構成、ライフスタイルなど、ターゲットを詳細に設定すると、そのターゲット層の行動や関心を深く理解でき、効果的な施策を立案できます。

販促の最終目標は売上の向上ですが、それに至るまでにとるべき過程は、各店舗や企業の目的や現状によって異なります。現状を正しく分析し、具体的な目的とターゲットを明確にしようとすると、施策の方向性がブレずに、効果的な販促活動を実現できるでしょう。

02.自社に合った手法を選ぶ

販売促進には様々な手法があるため、効果的に活用するには自社に最適な戦略を選択することが不可欠です。効果的な販売促進を実現するには、まず自社の事業方針や目標を明確にし、それにマッチした施策を検討しましょう。

計画を練る際には、施策にかかる予算と時間を正確に見積もり、コストとリターンを正確に把握するスキルが必要です。また提案のステップでは、仮説を立てて実行前から成功の見込みを評価します。実施後にはデータを分析して、施策の改善を行う能力も大切です。

また、施策が新規顧客と既存顧客向けかによっても、行うべき販売促進戦略は異なります。例えば新規顧客向けの販売促進の代表的な方法は、以下の通りです。

●SNS広告や検索エンジン広告を活用し、オンラインで新規顧客を獲得
●イベントや展示会に積極的に参加し、新たな顧客層に直接アプローチ
●インフルエンサーマーケティングを活用し、新規顧客にブランドを紹介
●サンプリングキャンペーンを実施して、新規顧客に商品を試してもらう機会を提供

既存顧客向けとしては、以下があります。

●メールマガジンを通じて、既存顧客に特別なプロモーション情報を提供
●リピート購入を奨励するプログラムや割引クーポンを提供
●フィードバックやレビューを促進し、顧客との対話を強化
●顧客を常連客にする施策を導入して、顧客の長期的な関与を促進

その他、新規顧客・既存顧客の両方にアプローチする方法もあります。この場合は、先に述べた方法を組み合わせながら実施すると効果的です。どのような層に向けてアプローチする必要があるか、事前に検討しましょう。

03.売上と費用のバランスを考える

販売促進のアイデアを選ぶ際には、施策にかかるコストと期待できる効果を明らかにすることがポイントです。

施策にかかる費用と見込まれる売上のバランスがとれないと、高額な施策を実施しても、顧客のニーズとマッチせず、成果が得られません。コストと効果のバランスを考えながら、効率的な販売促進手法を選びましょう。

費用対効果は、コストと効果のバランスを計るうえで重要な指標です。売上や利益など、効果の面からコストを対比させ、どれだけ利益を上げられるか算出します。例えば、広告を出稿する際の費用と、その広告から得られる売上を比較して、費用対効果を確認します。

また、費用対効果が悪い商品や販促施策を明らかにし、コストを最小限に抑えつつ、より効果的な販売促進を計画しましょう。計画的に販売促進活動を行えると、ビジネスの成果を最大化できます。

まとめ

販売促進には様々な手法があるため、効果的に施策を行うには自社に合った手法を選ぶことが欠かせません。今回ご紹介した販売促進のアイデアや成功させるためのポイントを、商品・サービスのアピールにお役立てください。

タカヨシでは企業様の販売促進について、企画の立案からデザイン作成や製造など、様々な面からトータルでサポートいたします。

どのように販売促進を進めたらいいかわからない、施策を見直したいといったお悩みも、経験豊富なスタッフがお答えします。ぜひお気軽にご相談ください。

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