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2022/08/04

記憶に残る!年末年始の挨拶用 卓上カレンダーのつくりかた|卓上カレンダーのメリットや製本方法も詳しく解説

記憶に残る!年末年始の挨拶用 卓上カレンダーのつくりかた|卓上カレンダーのメリットや製本方法も詳しく解説

 

毎年恒例、年末年始の挨拶回り。お渡しする粗品として定番なのが「卓上カレンダー」

社名ロゴ入りのカレンダーや、キャラクターをあしらったオリジナルデザインのカレンダーなど、毎年沢山のカレンダーが皆様の会社にも届くかと思いますが、

そもそもなぜそんなに卓上カレンダーがいいのか、数ある中で他社と差別化するにはどうしたらいいのか。

担当者なら必ず把握しておきたい卓上カレンダーのメリット・制作スケジュールや差別化ポイントを弊社の事例も交えながら解説します。



卓上カレンダーのメリット

年末のご挨拶シーズンになると、沢山のお取引先様から卓上カレンダーをいただくかと思いますが、卓上カレンダーがこれだけ選ばれている理由は大きく4つ。

1.一年間自社の広告になってくれる

目につきやすい場所に置かれ、1年間使われることは、そのまま企業の認知度アップに貢献することになります。お客様に使われることで、自社の広告として一年間活躍してくれます。

2.壁掛けカレンダーよりも身近な存在に

卓上にあり、デスクワークの中で予定をすぐに書き込めるのが卓上タイプのメリット。
重要なイベントや商談予定等を書き込むたびに目にするため、事あるごとに意識し、認知度を継続させる効果が期待できます。

3.環境に優しい仕様でSDGsのPRツールとしても利用可能
昨今話題のSDGsや脱プラ問題に対応した、環境に優しい印刷・製本で作成が可能。配布時のネタとしてはもちろん環境活動のPRツールとしてブランドイメージの向上に貢献してくれます。

4.既製品への名入れのみor全面オリジナルの形状等、予算・目的に合わせてカスタムしやすい
通常配布グッズの形状からオリジナルで作ろうとすると、コストがかかってしまいがち。紙もののカレンダーはオリジナルで作成した場合もコストのふり幅がそこまで大きくないため、かけられる予算や配布先のターゲット層・利用シーンに合わせて、デザインのカスタムや表面加工等、自由度高く制作できるのが特徴です。

卓上カレンダーの制作スケジュール

卓上カレンダーは、通常の印刷物に比べて製本工程に時間がかかります。

既製品に名入れをするのみかオリジナル作成か、部数・製本方法によっても異なりますが、製本工程だけでも2~3週間程度かかるケースがあります。


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オリジナルデザインで制作する場合はデザインにも期間を要するため、7月~遅くとも8月から動きだす必要があるんです。

このように、スケジュールの幅が製品や数量によって異なるため、
卓上カレンダーに限らずノベルティ等を制作する際には、仕様検討に入る前にまずはざっくりとスケジュール感を把握しておきましょう。

検討のポイント:カレンダーの課題を整理・営業ヒアリングがおすすめ

仕様を決めていく際に行ってほしいのが、リニューアルする場合は従来品の課題を整理することと、実際に利用する人に意見を求めること。担当者だけの視点では客観的に判断できないこともありますし、営業サイドは実際にお客様に配布する中で耳にした意見やが配りながら感じることがあるはずです。

弊社では何名かの営業に意見を求めたところ、こんな意見がでてきました。


● そのままお客様に提案できる機能的な工夫がほしい
● 社員の卓上カレンダーを見ると直接記入している方が多い
 →日にちの枠は記入する前提で大きく書きやすい方がいい
● タカヨシは新潟が本社なので、新潟要素取り入れるのもありかも
● 環境に配慮しているポイントがあると話題にしやすい


弊社の場合印刷会社ならではの意見もありますが、担当者だけでは気づけない視点があり参考になりました。

こうした集めた情報や意見の中から、簡単でいいので判断基準を言語化しておくと、迷ったときに立ち返ることができ、軸をぶらさずに制作できます。

これは卓上カレンダーに限らず、すべての広報・販促ツールにおいて言えることですね。ちなみに弊社の卓上カレンダーリニューアルでは、こんなことを基準にしていました。
卓上カレンダー案.png

年末に沢山のカレンダーが届くなかで、まずは手に取ってもらい、使いやすそうだな・素敵だなと感じでもらわないことには効果を発揮せずに終わってしまうため、見た目で差別化を図れるかどうかも判断基準の一つにできるでしょう。
予算や納期の都合で難しいケースもあるかと思いますが、ぜひ参考にしてみてください。

仕様紹介:卓上カレンダーの製本タイプ

卓上カレンダーの製本タイプはいくつかありますが、代表的なものは以下の2つです。

■リング製本

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卓上カレンダーと聞いてイメージされやすいのは、このリング製本ではないでしょうか。

● 卓上カレンダーの定番タイプ
● 組み立て不要で使いやすい
● サイズ・形状の自由度が高い


といったこと特徴があります。

 

環境に配慮した仕様として、環境に優しい紙製リングもおすすめです!

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こちらの紙製リングにすることで、脱プラ対応・使用後の分別が不要といったメリットがあります。

 
■スタンドタイプ

リング製本と違い1枚1枚分かれており、スタンドに差し込んで使うタイプ。

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● リングがないためスリム

● メモを差し込めるなど機能性○
● スタンド形状・デザインの自由度が高い
● リング製本同様100%紙製での作成が可能

といった特徴があります。

 

弊社の卓上カレンダーでもこのスタンドタイプを採用しています。

『紙と旅する』をコンセプトに、季節ごとに異なる紙を使い、地元新潟のイラストを使ったデザインで、弊社のシンボルマークである紙飛行機が1年を通じて紙と四季を旅する、楽しむという意味が込められています。イラストは弊社デザイナーが描き起こしました。
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スタンドは紙製、米ぬか油を原料に作られた「ライスインキ」で印刷しており、環境に優しいカレンダーです。

他社と差別化できるポイントまとめ

ここまでの話に出てきたことも含め、

卓上カレンダーで他社と差別化できるポイントをまとめました。


● 特徴のある紙/素材を使用する・表面加工を施す

● 環境に配慮した仕様にするなど、トレンドを取り入れた仕様にする

● コンセプトを決めてオリジナルデザインにする

● 自社製品の写真・イラストを掲載する


● 自社の行事・周年情報を入れる


● 日付・曜日以外の暦を入れる 例:六曜・九星・月齢など



まだまだあるかと思いますが、これが必ず正解、ということではありません。
自社にとって最適な卓上カレンダーになるよう、ぜひ色々検討してみていただければと思います。

記憶に残る卓上カレンダーにするために

これまで色々な検討方法や仕様をご紹介してきましたが、
まずは、周りの社員・お客様に意見を聞く・情報収集をする
これだけ実践してみることで、自社にとっての方向性や判断基準が見えてくるはずです。


タカヨシでは卓上カレンダーの制作はもちろん、各種配布グッズの形状提案・デザイン~製造・区分け発送まで一括で行っています。


記憶に残るカレンダーにしたいけど方向性が決まらない、予算の制約もありどこまでこだわってもいいものか分からない、といったご相談も承っていますので、お気軽にご相談ください。

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